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くらもちふさこ『駅から5分』2巻をゲット。コーラスに連載中の少女漫画で、既に大半を読んでいたけれど改めて単行本でまとめて読むといろいろ発見があって楽しかったです。
お話はあらすじとしては説明しづらいのだけど、簡単に言えば花染町という地域を舞台にいろいろな人が出てくる人間模様。1話1話がそれぞれの人を主人公に描かれていて、繋ぎ合わせるとその街の生活が浮かび上がってくるというもの。なかなか凝った作りです。
このようなオムニバススタイルは今までにも『チープスリル』や『アルファα』でくらもちさんが使ってきたものでしたが、今回は人間関係がよりややこしく、誰かと誰かがどこどこで繋がっていて…というような網の目状になっているので読み解いていく楽しさもあります。ある意味、より地域社会の人間関係としてはリアルでもあり、そういう繋がりをあまり意識しなくなった都会の人間関係に慣れ親しんでしまった者としては懐かしさも感じます。でもそういったややこしさがわからなくても、1話1話完結しているので同じ村に起きたさまざまな出来事の継ぎはぎの話として読むこともできます。
いちおう1巻を買った時の日記のリンク:駅から5分 1巻
今日は久しぶりに(と言っても3、4週間ぶりくらいだが)東京に出たら目眩がしそうに。いかん体力が衰えすぎ…。涼しくなってきたことだしジョギング始めようかな。景気づけに麹町の鶴屋八幡でモナカやらおはぎやらも買いこんだ。
p.s.
今回の巻、個人的にツボだったのは第8話かな。雑誌で読んだ時はよくわからなかったけど、単行本で読んで久しぶりに泣いた。わからなかったのは「チャキポンの声をあてた」を「チャキポンに声をあてた」ではなく「チャキポン役の声優が誰かを推察した」という意味に読んでいたからだった。
逆に単行本で読んでもダメだったのがプリンセスラインのローラが出てくる回。好きになった人に振り向いてもらいたいが為に髪を切りお洒落をやめ弓を射る練習に励む姿自体は嫌いではないんだけど。何となく、キャラ設定に悪意を感じてしまう。
待ちに待ったくらもちふさこの新刊『駅から5分』1巻をゲット!
月刊誌「コーラス」に連載中の漫画の一部単行本化です。
新刊で買う漫画家は彼女と成田美名子、篠有紀子の3人と決めたので(篠さんは最新作はヤフオクでゲットしたし山岸凉子も『テレプシコーラ』9巻までは新刊で買ってましたのでこの辺流動的ですが)、新刊が出るのが待ち遠しくなった。
くらもちさんのことは中学の頃以来のファンでファン道も年期が入っているし、単行本が出た時ですら十数回は読み返してシーンを可能な限り諳んじる 程。傍から見るとさぞ「キモイ」ファンだろう(笑)けど、諳んじるために読むのでなく読み返したいから読むのである。さすがに文庫も買い集める程のことは していないけれど、コミクス限定で言えば既刊のものは揃えているし、買っていないのは『くらもちふさこの本』だけかもしれない。
今回の連載は、同じ地域を舞台に登場人物を毎回主人公を代えて登場させつつ、一見それぞれが関係ないようでどこかしら関係がある(例えば道ですれ 違ったり、間に絡む人が双方と繋がっていたり)という設定。このタイプは既に『チープスリル』の前例があるのだけど、今回の方がもっと入り組んでいて私も まだ全貌を把握できていない…と思っていたら単行本化にあたって相関図が掲載されたのでようやく把握できた(この辺、くらもちさんミーハーです)。
お話の方はまだ各回が独立していて、今後もっと相互に絡むのか、このままの状態が続くのか予測がつかない。しばらく『天然コケッコー』映画化にち なむ番外編の連載があったためにこちらは休載していたのだが今月発売の「コーラス」で連載も再開予定。漫画では今の唯一の毎月の楽しみ…というのも高校時 代に戻ったような感覚。
昨日は南柏駅前に最近出来たアジア料理店へ。沖縄料理を中心に、ハワイ、タイ、インドネシア等バラエティーあり味つけも美味しかった。また行くだろう。
台風が激しく雨が治まるのを漫画喫茶で待つ間大人買いならぬ大人読。
マイミクさんへのコメントで昔多田かおるを好んで読んでいた等と書いた手前、ちょっとは読み返しておこうと、小二時間。
立ち読みしていた当時(昭和の頃まで)は話が荒唐無稽なのとカラー絵がどぎつく感じられたことからついに単行本で買ったことはなかったのだが、大 人読みとは不思議なもので、今読んでみるとそういう抵抗感が失せて楽しくつるっと読んでしまった。と同時に、大人になってから買い足していったひかわきょ うこ(白泉社)や当時も今もイマイチのめり込めなかった小学館系のコミカル作家と比べて考えてみたり。
大人になって読むとテンポ感とか線が洗練されている所などいい部分の方が目につくのだから不思議だ。これを「こんな、女に都合いい男がいる筈な い」「世の中を甘く考えすぎ」等と批判することは簡単なのだが、そういう批判は世相批判としては衝いていても作品評価としてはかえって本質を外していると 感じる。何より、くらもち作品を本格的に研究しようと思ったら聖千秋とともに避けて通れないだろう。そこまでやる気はないものの。
また、多田かおるに抵抗を感じるか否かが少女漫画読みの一つの分岐点になるという気もする。今の20代で好む人が果たして居るかはわからないが、世代的なものだけではないだろう。男女問わず。
残念なのは、映画化・ドラマ化されたものにはどうも期待できそうにない所か。安易にポピュラー化されてしまっている予感。
ところでこの「デボラがライバル」の「デボラ」、直接的には登場人物の愛称なのだが、どういう意味なんだろ。普通「デボラ」と言えば往年のハリウッド女優を思い浮かべると思うが。
『花よりも花の如く』第5巻をゲット!
少女漫画ファンの方々は皆さんご存知、お能をテーマにした成田美名子の連載漫画で、1~4巻までは正直言って「専門的すぎる…」と少々ヒいていま したが(能を鑑賞したのもNHK教育番組くらいだと思うし)、ここまで来たらもう、ミーハーな読者が去ろうと華やかな絵を求めるファンが文句を連ねよう と、この路線を押し通して欲しい!と思うようになりました。
前作長編の『ナチュラル』にも登場していた、西門の兄弟で能舞台に立つ憲人が主人公で、お能についていろいろ知ることができますが、成田さんの本 来の持ち味である(と思っている)異文化交流・他者と出会うことによる啓発や心の葛藤と精神的成長のエピソードなどなども随所で堪能できます。一話一話完 結していて、今回はやっぱり韓国公演に行く話が良かったかな。日韓関係にこだわる人には物足りないかもしれないけれど。
今年は成田さんのデビュー30周年で、来月1日には記念サイン会も催されるそうな:
http://www.hakusensha.co.jp/narita30th/
応募券がついていました。場所が能楽研修所…応募してみようかな。こういう抽選に当たったためしないけど。
ちなみに好きな漫画家いろいろ居ますがほぼ(99%)全作品揃えているのは成田さんとくらもちふさこ位(くらもちさんの作品は私にとっては今もバイブル)。山岸凉子、篠有紀子がこれに続きます。